制動ブレーキの種類
車いすのブレーキは、用途や使用環境に応じて適した種類が異なります。
ここでは、バンド式、ドラム式、タッグル連動式についてそれぞれの特徴をまとめました。
❚ バンド式
特徴
車輪の中心部にあるドラムの外側を、ブレーキシューで締め付けて制動するブレーキです。
バンドブレーキは自転車にもよく使われているポピュラーなブレーキです。
メリット
- ・メンテナンスが比較的容易
・一般的な介助用車いすに広く採用されている
デメリット
- ・間の下り坂などではブレーキ性能が低下しやすい
・雨や泥などの影響を受けやすく、制動力が変化する場合がある
こんな方におすすめ
- ・平坦な道での利用が中心
・一般的な介助用途

❚ ドラム式
特徴
ドラム内部にあるブレーキシューを広げて、内側から制動するブレーキです。
自転車やバイクにも採用されている方式です。
メリット
- ・安定した制動力を発揮しやすい
・雨やほこりの影響を受けにくい
・摩耗しにくく、耐久性が高い
・下り坂でも比較的安心して操作できる
デメリット
- ・バンドブレーキより価格が高くなる場合がある
・構造が複雑なため修理費用が高くなることがある
こんな方におすすめ
- ・屋外での利用が多い
・坂道を走行する機会がある
・より高い制動力を重視したい

❚ タッグル連動式
特徴
介助ブレーキレバーを握ると、ワイヤで連結されている駐車用ブレーキを操作することができます。

メリット
- パーツ点数が少ない為、軽量
デメリット
- タイヤ表面にブレーキ板を当てて、タイヤの回転を抑制する為、タイヤの摩耗が著しい
こんな方におすすめ
- ・軽量にこだわっている方
・簡易的に車いすを利用される方