自走式と介助式のちがいは?
車いすには大きく分けて「自走式」と「介助式」の2種類があり、最も大きな違いは利用者自身で操作するか、介助者が押して移動するか、です。
| 自走式 | 介助式 | |
| 操作する人 | 利用者本人 | 介助者 |
| 後輪サイズ | 大きい(22~24インチ程度) | 小さい(14~16インチ程度) |
| 駆動部(ハンドリム) | あり | なし |
| 本体重量 | やや重い傾向 | 軽量なものが多い |
| コンパクトさ | 標準的 | 折りたたみ時に小さくなるものが多い |
| 主な用途 | 自分で移動する機会が多い方 | 外出時の付き添いや短距離移動 |
❚ 自走式の特徴
- ・後輪が大きく、車輪の外側にハンドリム(手で駆動するときに操作するパーツ)が付いています。
・利用者自身が前進・後退・方向転換を行えます。
・自立した移動を重視する方に適しています。
・介助者が押すことも可能です。
おすすめの方
- ・上肢の力があり、自分で移動したい方
・日常的に車いすを使用する方
・施設内や自宅内で自立した生活を目指す方
❚ 介助式の特徴
- ・後輪が小さく、利用者自身でこぐことは基本的にできません。
・介助者がグリップを持って操作します。
・軽量でコンパクトなモデルが多く、車への積み込みもしやすいです。
おすすめの方
- ・外出時のみ車いすを使用する方
・介助者が常に付き添う方
・通院や旅行など、一時的な利用が中心の方
ワンポイント
利用者が自分で移動する時間が長い → 自走式
介助者が押すことが前提 → 介助式
両方の場面がある → 自走・介助兼用タイプも選択肢になります。
福祉用具の現場では、「どちらが優れているか」ではなく、利用される方の身体状況や生活環境に合っているかが最も重要です。
例えば、屋内では自走式、外出用には軽量な介助式を使い分けるケースもあります。
カワムラサイクルの出荷実績ベースでは自走式(自走介助兼用)が全体の60%を占めています。